この記事は1年前の2015年2月の会議の様子です。ロングセラーとなったひらくPCバッグ、このバッグのミニサイズを制作するプロジェクトの話です。あらゆる場所をオフィスにするこのバッグがどう改良されるのか。
ひらくPCバッグの改良プロジェクト!
ひらくPCバッグ第2弾がでて、もうすぐ1年ですよ。
ベトナム製造に切り替えてもう1年ですか。早いですねえ。
その後に、いろいろコラボモデルも発売されたんです。Evernote、週刊アスキー、AppBank、VAIOですか。
かなり売れてますよ(笑)。
使いやすいから、使い潰して、また買う人が多い。僕もひらくPCバッグから離れられません(笑)。
関係者みんなヘビーユーザーという(笑)。使いやすさは我々が大切にしてることだから、そこが評価されて素直に嬉しいですよね。でも、やっぱりポツポツと要望がくるんですよ。
そこでこのプロジェクトというわけですね。
そうなんです。それで、要望で一番多いのが、もうちょっと小さいのが欲しい(笑)。
最初から言われ続けてますね(笑)。
あの時は、MacBook Pro15インチを想定して作ったんですが、世の中の状況が変わってきてて、PCもカメラもダウンサイズがすすんでるんですよね。新しいPCの標準サイズになりそうなのが12インチで、この1、2年で急速に増えてるんです。そして、どんどん薄くなってるし、軽くなってる。
カメラも一眼レフからミラーレスに切り替わっていってるし、軽量化もすすんでる。なので、ひらくPCバッグも対応してもいいんじゃないかという話ですね。バージョンアップしてミニサイズですよ。
世の中の変化にあわせて、カバンも変化するわけですね。
それがスーパーコンシューマーのコンセプトですからね。ライフスタイルの提案なので、変化していかないと。
あと、予想以上に女の人が使ってるんです。
そうですね。
女の人は体の幅も狭いので、幅も考えたほうがいい。
あとは、そんなに入れない人もいる。
僕はそんなに入れない。
逆にアホみたいに入れる人もいるんです。入っちゃうから。だから、カバン自体を小さくてしてしまえというのもあります。僕の中では、もうイメージはできてて、幅を狭くしたいと考えると、縦にするのが合理的なんです。
なるほど。縦いいかもしれないですね。
机の上で場所も取らないし。15インチ想定を12インチ想定にすると、高さも抑えられるのでね。大事な点は倒れないこと。
そうですね。それでやってみましょう。売れそうな気がする(笑)。
MacBook Pro 15インチ、一眼レフの想定で作ったのってもう3年前?
あの時は、吉野さんがまだ入社していないですからね。確か2011年ですよ。
私は、ひらくPCバッグのファーストサンプルができた時に入社しました。入社して3年になるので。3年以上前だと思いますね。
新宿のオフィスでダンボール切ってましたね(笑)。
MacBook Pro15とミラーレスカメラが入るカバンをダンボールで作った。
2011.09.09
いやー、懐かしい。
じゃ、まずはプロトタイプを作ってみましょうか!