紙のペンケースがバージョンアップしました。バニティ型、ハンドバック型、リンゴ型の3つを使って、便利なペンケースのカタチを考えます。文具が使いやすいカタチはどれだ?
だいたさんがいつも言ってる最初の一言って掲載するんですか?
載せると思うよ。
あっ!また考えてくるの忘れた。言おうと思ってたのに(笑)。
わははは。
じゃ、やりますよ!スーパーコンシューマー中谷です。
南です。
そして、お笑い芸人のだいたひかるさんです!
はーい。きちゃった♡。
わははは。
約束してたんだから来るだろ(笑)。
わははは。
ノリツッコミありがとうございます(笑)。そして、文具王さんと吉野さんです。ギャラリーのコジマさんも来ています。コジマさんは皆勤賞です。
わははは。
今日は、前回の話をもとに、紙のペンケースがバージョンアップしています。でも、なぜかサンプルが3つもあります。なんで?(笑)
順番に説明していきましょうか。
はい。大きいほうが前回のペンケースで、小さいほうが前回の打ち合わせをもとに作ったスリムバージョンです。
だいぶん小さくなりましたね。
文庫本に合わせて小さくしました。前回に話題に上がったジャバラは古いほうに取り付けてます。
そして、ご提案としてハンドバックっぽいペンケースを作ってみました。
前回、化粧ポーチっぽいのが好きじゃないっておっしゃってたので、ミニバッグみたいにしたほうが、斜めがけのときもカワイイんじゃないかと思って、このハンドバック型を作ってみたんです。
吉野さんは器用ですねえ。
ありがとうございます。
これが仕事なんです(笑)。
わははは。
これってちょっと大きいよね?
そうなんです。でも、文庫を縦に入れてみたらこんな感じで、少し高さが足りないんです。
ああ、なるほど。
それで、ペンが縦に入って、もっとバッグみたいでもいいかなと思ってリンゴ型の女の子っぽいのを作りました。
すごいですね。
りんごのカタチのペンケースは、ペンを立てて入れられるところが大きく違うんです。
最初は縦長の長方形で作ったんですが、最終的にこのリンゴ型になったんです。
いろいろ考えているうちに、丸くて柔らかくてもいいんじゃないと思ったんです。
なるほど。
こっちのほうが便利かもね。
ペンを使うときに、中のペンケースを立てるって言ってたけど、そもそもそのアクションがいらんのちゃうかと言うことね。
そうなんです。
こっちのほうが地面に接してる面積が小さいので、机の上でスペースを取らないんです。まだもうちょっと小さくできると思います。
なるほどなるほど。
すごいいい気がする。
前回のペンケースはやっぱり化粧ポーチなので、机の上では使いやすいんですが、斜めがけで持つとやっぱりおかしいんです。
それから、中のペンケースは固い芯で作って、自立させたいと思ってます。
前のやつやね。
そうです。今日は、この3種類のペンケースを使いながらいろいろ確認できたら、と思っています。
だいたさんの感想
だいたさん的にどうですか?
やっぱりペンが立ってるっていうのはいいですね。
縦か横か考えたんですが、やっぱり縦のほうが絶対使いやすいと思いました。
特に、肩からかけてるとき。意外と高さは高くなかったんです。
そうですね。ただ、こまごましたモノのことを考えると。リンゴ型はうーんって思うので、ハンドバック型のほうがいいのかな。丸いのもカワイイんですけどね。
それだったら、ハンドバック型を少し縦に大きくしたらいいかもしれませんね。
その場合、ペン以外のものをどういう風に入れるかは考えないといけないですね。
そうですね。充電池とかノリとかね。
このハンドバック型をちょっと高くして、幅を狭くすれば四角っぽくなるんじゃないですか?
実はそういう型も作ってみたんです。
なるほど。
このおにぎり感がかわいい(笑)。
このおにぎり型のように、下は広いほうが安定する気はしますね。
跳び箱みたいですよね(笑)。
わははは。
四角いのって真っ黒にしてテカテカにしたら、お葬式のバッグみたいですね。
なんでそんなこと言うん?
わははは。
縦長問題
リンゴ型のように丸くすると、見た目の大きさほどモノが入らないんですよね。
そうそうそう。
なので、どちらかというと、丸くするのは見た目重視で、このおにぎり型のほうがコンパクトに収納するのにはいいですね。
そういう意味だと長方形が一番いいんですけどね。ただ、見た目の問題ですよ。
でも、長方形でも取っ手とかがカワイイといいと思いますよ。
ペンが入るように縦に少し高くすると、上下の勝ち負けができるじゃないですか。充電器とかを入れたときのうまいおさまりは考えたいですね。
手を奥に入れてゴソゴソするのはやっぱり取りにくいのでね。
そうですね。小さいものが取りにくくなるのはイヤですね。
部屋をキチンと作ったほうがいいと思いますね。
ただ、そんなに縦長ではないので、そこまで上に空間はない気はしますね。
例えば、開くとアクセスしやすいポケットを中に付けるとか。
ポケットがあると便利かもね。
上と下を有効活用できる方法は考えてみますよ。
あのー、じゃ、このバニティタイプはなしでいいですか(笑)。
わははは。
まったく話に出てこないもんね(笑)。
すいません。でも、人生に無駄はないですよ!(笑)
ステップステップ!
潰しちゃうので、中谷さん早めに写真を撮ってください。
あ、はい。
ペンケースのカタチ
これカワイイですよね(笑)。
そうですね。じゃ、あとはカタチの好みですよね。好みってあります?上が広がってるほうがいいとか。
あんまり丸いのは好きじゃないんです。これぐらいの丸さはいいんですけど。
機能的に考えると、上のスペースはなくてもいいわけですよね。
そうそうそう。
(文具王さんが切って作ってる。)
だから、どこまで機能ありきにするかですね。例えば、リンゴ型の上を切って、こんな感じでもいいわけでしょ。
入れるものの容量と、ペンを立てるというレイアウトで中身のギリギリのサイズが決まるでしょ。
あとは、だいたさんの好みでどれぐらいカワイクするかですよね。
あんまりカワイイと恥ずかしいから、どちらかというと、ボーイッシュのほうがいいです。
ユニセックスな感じですね。
そうですね。持ち物はそんなに主張がないほうが好きですね。
話をまとめましょう
だいたさん的には、このハンドバック型のほうがいいんですよね?
そうですね。リンゴ型はカワイイんですけど、安定感がちょっと心配なんですよね。でも、ペンは縦に入れられたほうが便利そうだからもうちょっと高さがあったほうがいいなと思って。
そしたら、ハンドバック型をベースにまたバージョン違いを作るしかないんちゃうの?
そうですね。
ええと、じゃ、ペンを縦に入れる前提でいいのかな?
いいんじゃないですか。
縦に置けたら、取り出すのは楽ですからね。
じゃ、縦でいきましょう。
それじゃ、このハンドバック型のダメなところが明確になればサンプルを作れると思います。
ペンが縦に入れられて、カタチはもっと四角のほうがいいのかなあ。
この中だと、どれが近いですか?
それかなあ。
オッケー。おにぎりですね。
おにぎり・・・(笑)。
あ、やっぱりあんまり丸くないほうがいいんですね。
ペン以外には何を入れるんでしたっけ?
前回話ししてたのは、充電器、ティッシュ、フリスクとか。単語帳もか。
ああ、そっか。いろいろ言ってましたよね。
もうちょっとスペースを取っておいたほうがいいかもしれないですね。
その前提で作ると、今のサイズになったんです。
でも、デカすぎると、余計なモノをいれるので、制約はあっていいですよ。
うーん。なるほど。
(収納するものを重ねる。)
じゃ、こうやって確認しましょう。ペンの量はこれでいいですか?
減らせますけど、これぐらいは入れたいですね。
今は、最初にお聞きした14本前提でペンケース部分を作ってます。
そしたら、これぐらいでだいたいいけそうですね。
もう少し幅があると嬉しいです。
分かりました。
まあまあ厚さはありますよね。今の前提だと、これぐらいの厚みは必要なんですか。
そうですね。今は9cmです。
でも、バッグに入れたりするかもしれないので、できるだけ小さいほうがいいですよね。
そうですね。
カタチなんですけど、たとえば、もうちょっと角を丸くしたいとかありますか?
あたし、このカタチがカワイイと思うんですよね。
これで、もうちょっと高さがあって、これぐらいの幅があったらいいと思うんです。
大きいですか?
なるほどなるほど。分かりました。かなり明確になってきました。
やっぱり使ってみないと分からないと思うので、一回サンプルを使ってみましょう。
他のプロジェクトもいつもファーストサンプルからすごい変わるじゃないですか。
いやいや、違うよ。いつもファーストサンプルからカタチは変わってるけど、ファーストを作る前に、実際のアイテムで大きさの検証はしてるよ。
ただ、そのステップを今回はスキップして、ファーストを作るというのはアリやと思う。大きさが変わってもいいわけでしょ。
うん。いいと思います。
じゃ、そうしようか。今回の話で工場サンプルを作って、使い心地を検証すると。
はい。そうしましょう。
次回はもっと入れるものを持ってきますね(笑)。
色と生地
そうすると、生地やな。
そうですね。
あのー、型押しはどうですか?
どんな模様でもできるんですか?
できますよ。これは花模様ですね。
うーん。悩むなあ。花柄かあ。
(悩むだいたさん)
幾何学模様が好きっておっしゃってたので、水玉とかはどうですか?型押しするなら合皮のほうがキレイですよ。
合皮のサンプルも見せてもらっていいですか?
はい。
ただ、ファーストサンプルは制作期間を短縮するために、無地で作りたいと思っています。だから、素材だけ決めてもらいたいです。
あと色ですね。
そうですね。
これはカワいいですね。白ですか?
パールですが、大人しめですね。それは合皮ですが大丈夫ですか?
うーん。合皮でいきましょうか。ちなみに、ペンで書いてしまっても消えますよね?
いえいえ、消えないです・・・。
消せないかあ。じゃ、ちょっと濃い色にしたくなっちゃうなあ。でも、とりあえずなんですよね?
そうですそうです。でも、実際2週間ぐらいは使っていただくので好みの色がいいと思います。
そうですね。
部屋がちょっと暗いので、外側で見たほうがいいかもしれないですね。
分かりました。
(窓側に移動)
こうなると男性はやることなし(笑)。
そうですね。女子に任せましょう。いい絵ですね(笑)。
(筆箱の表と裏の素材を考える)
決めました。これにします!
あ、早いですね。
やっぱファーストインプレッションでいきます!
何色ですか?
ライトゴールドみたいな色です。アイボリー系です。
ああ、キレイですね!
よし、素材も決まった。型押しをする方向ですね。
そうですね。では、今日の話を元に、図面を書いて、工場にサンプル依頼します。
どんなんが出来るんかな。楽しみやね!
だいたさん、次回は入れるアイテムを持って来てください。
マストなものを持ってきたらいいですか?
全部持って来てもらったほうがよくないですか?
いや、ここで想定外なものが登場してもおかしくなるから、今まで話に出てきた必要なアイテムを持ってきてもらおう。
長い物差しとかあったらビックリしますもんね(笑)。
はい。分かりました(笑)。
では、終わりますー。次回はいよいよ筆箱サンプルが登場するんですね。サンプルができたらまた集まりましょう。引き続きよろしくお願いします。
お疲れさまです!