新プロジェクトは文具王さんが考える理想のビジネスバッグ。最近はノマドワーカーなんて言いますが、どこでも仕事する時代になりました。文具王さんが欲しいのは、素早く仕事ができるパソコンバッグ。今回はどんなストーリーが待ってるのでしょうか。2011年8月に開始したプロジェクトがやっと公開できます!
スーパーコンシューマーラジオの中谷です!
南です!
今回は新しいプロジェクトです。
ゲストは久しぶりの登場の文具王さんです!
こんにちはー。久しぶりですー。
久々ですね。1年ぶりぐらいですか?
ええと、文具王手帳を発売したのが去年の今頃なので、そうすぐ1年ですかね。
おおー。そうか、あのマニアックな手帳を作ってもう1年か。早いですねえ。
文具王手帳は好評で、なんだかんだでかなり売れてますよ!
スーパーコンシューマーはいろんなヒット商品を出してますが、文具王手帳が始まりですからね!
ありがとうございます。僕が大好きなベルクロを隠してしまうベルクロキャンセラーが売れてるそうですね(笑)。
わははは。
はい。ペンホルダーよりベルクロキャンセラーのほうが売れてます(笑)。
わははは。何を言うてるか分からん人もいると思いますが、触れずに進めましょう(笑)。
今回はさらにもう1人ゲストに来てもらってるんです。すごいお世話になってますけど初登場です。
めちゃめちゃお世話になってますよ。
文具王さんの後に、とれるカメラバッグを作ったんですが、そのときに、ボクらのダンボールをカタチにしてくれたカバン工場の方です!
本当にお世話になっています。トヨダさんです!
トヨダです。よろしくお願いします(笑)。
このメンツで集まってる時点で何を作るのかだいたい分かりそうですが・・・。
わははは。
文具王バッグです!名前はまだ分からないですけどね。
結構前からこの話はしてたんですが、文具王さんが忙しくてなかなか始められなかったんです。さっきも過密スケジュール見せてもらいましたけど、忙しすぎますよ!
毎週イベントか実演販売をやってますからね。ありがたいことに忙しくさせていただいてます。
過密すぎますよ(笑)。
はい!ということで、このメンバーでバッグを作ります!頑張りましょう!
どんなカバンを作るのか。
文具王さんにバッグの図面を書いてきてもらったので、まず文具王さんに説明してもらって、できるできないをトヨダさんにジャッジしてもらいましょう!なんといっても、トヨダさんは数々のカバンを作ってきたプロですから。
ガチンコでやってもらいましょう!
わははは。
はい。カバンのことは本当によく分からないので、実現可能性やアイデアを教えていただけたら嬉しいです。
分かりました。
カバンのコンセプト
あのー、図面に入る前に、どんなコンセプトのカバンなんですか?
ええと、カバンって使う人によって用途が違うと思うんですね。
で、やっぱり使ってみて分かることが多くて、使ってみると、気に入らなくなったり、持ってるものにフィットしなかったりするんです。なので、僕はすごいたくさんカバンを持ってるんです。
なんか似た話を聞いたことがありますね(笑)。
僕はモバイラーなので、毎日パソコンを持ってますし、どこでも作業するんです。15分ぐらい時間ができたら、カフェで作業してますから。
携帯してるアイテムは、パソコンと電源と書類が多いんですが、それらをうまく携帯して、すぐに使えるカバンが欲しいんです。隙間時間をうまく活用できるカバンですね。
僕はリュックを使うことが多いので、慣れたリュックがいいですね。
ノマドですね!
うわっ、久々に出た!ドヤ顔・・・。
わははは。
してないですよ(笑)。
そうそう、最近はノマドって言いますね。
カフェに入って、作業開始までにモタモタして時間がたってしまうことってないですか?あれをやめたいし、片付けにも時間をかけずに、ギリギリまで作業したいんです。
なるほど。
だから、重要視するのは、置いたまますぐ使えて、すぐ戻せて、そのまま持っていけることなんです。つまり、アクセスの早さですね。
パソコンに対して?
いや。パソコンだけじゃなくて、すべてのアイテムに対してすぐにアクセスできるようにしたいんです。
なるほど。
前に、僕が会社で使ってたのは、コクヨからでてる四角いファイルケースみたいな布のカバンです。ボックスに取っ手が付いてるだけです。
ただのボックスなんですけど、そのまま会議に行けて、すっごい便利なんです。
ほお。
ただのボックスだから上から全部見えて、探すのが楽なんです。
だけど、それは完全にボックスだし、取っ手も持ちにくくいので、持ち運びには向いてないんです。会社内をちょっと移動とかならいいんですが、そのまま外出するのは向いてないんです。
なるほど。
だけど、僕が欲しいのは、そういうアクセスがよくて、外にも持って行けるカバンなんです。フリーアドレスで仕事する人がカフェの席にポンと置いたら、すぐに資料を出して、作業できるようなね。
モバイルオフィスですね!
ああ、まあ、そんな感じですね。
また、ドヤ顔・・・。ええ事を言ったやろアピールが半端ないな(笑)。
わははは。
ええと、だから、アクセスがしやすいものが欲しい!
あとは、15インチのパソコンを入れるとそれなりに重いので、リュックにしたいと思っていて、形を考えてきたんです。
おお、それでは、山のようにある図面で説明してもらいましょう(笑)。
はい。書きながら考えたんです。
バッグのカタチと持ち方
ベースはトートバックで考えているんです。
いわゆるビジネスバッグというのは、ファスナーで閉じてますよね。
そうすると、中のモノを取り出すときに、ファスナーにひっかかることがありますよね。それはイヤなんです。だから、さっき話したボックスタイプみたいに、上から見たら、全部見えるようなトート型がいいんです。
なるほどね。
あと、横長のトートにしたいんです。縦型のトートが一般的ですが、縦長だと小さいものを入れると底に落ちた時に深いんです。
ううむ。なるほど。確かに深いですね。あと、自立しないので、置きにくいですよね
そうそう。だから、横型のトートにして、底に落ちてもすぐ取れるようにしたいんです。とにかく深くしたくないんです。そして、右と左にポケットを付けようと思っています。
なるほど。
で、リュックに出来るビジネスバッグって、リュックで持つときは、ほとんどが90度傾けて、縦にして背負うんです。でも、それだと中に入れているものが動くので、すごくイヤなんです。
だから、背負うときも、手で持つときも、カバンの向きは横長にしたいです。
なるほど。
カバンの持ち方は、2ウェイか3ウェイにして、リュックじゃない人にも対応したいです。たとえば、ショルダーをつけてみるとかね。
あとは、出張のときは、キャリーカートと一緒に持っていくことが多いので、キャリーカートに差し込めるように帯をつけたいです。
便利そうですね。
中に入れるアイテムとバッグのサイズ
中に入れるパソコンで想定しているのが、僕が使っているMacBook15インチなんです。
これは、携帯するには、かなり大きいパソコンだと思います。MacBook Airのほうがモバイラーとしては標準ですよね。
iPadとかね。
そう。ノートパソコンでもThinkpadやLet's NOTE(レッツノート)も小さいですから。
ただ自分用に考えると、大きいノートパソコン用のバッグってあまりないので、やっぱり15インチが入るサイズがいいんです。そのかわり、隙間はいらないです。MacBook15インチがマックスサイズでいいです。
分かりました。
15インチのサイズで考えると、iPadの高さがちょうど合って、空いたスペースには文具王手帳が入りそうなんです(笑)。
わはははは。
ほんまや!
というカタチが、基本形です(笑)。それに合わせて外側にポケットをつけようと思っています。
なるほど。
まあ、僕は文具王手帳を入れますが、これだけスペースがあれば、モレスキンもトラベラーズノートも入るので。だいたいの手帳は入ります。
A5のニーモシネも入りそうですね。
いや、ニーモシネはちょっと厳しいかな。A5ノートを入れるか入れないかでポケットのサイズはちょっと変わると思います。
ただ、iPadを使わない人もいるので、こっち側に入れてもいいかもしれません。左右に大小のポケットを作れば、だいたい対応できると思っています。
うーむ。なるほど。
左右のポケットの大きさが違うんですねえ。
そんな感じですね。あとは、しっかりしてて、自立してほしいです。
自立させると考えたとき、ノートパソコンはどこに入るんですか?
ええと、背中側です。背負ったときに、背中側に小さなガジェットがあるとゴツゴツしそうでしょ。だから、背中側にはノートパソコンを入れてフラットになってるほうが背負いやすいと思います。それに重いものは体に近いほうが安定しますから。
なるほど。
まとめて充電できるカバン!
あとは、実現可能かちょっと分からないんですが、1つやりたいことがあるんです。
カバンの中の部屋を繋いで、ガジェッド系アイテムを全部カバンの中で繋げるようにしたいんです。そうすれば、バッグからコードが出てて、コンセントにさしたら、中のアイテムが全部充電できるわけです。
わはははは。
やるやらないは別にしてね(笑)。そのために、カバンの下のをそういうスペースにしたいんです。
ちょっと電源貸してくださいと言って、電源を借りたら全部充電できるということですね(笑)。
そうなんです。ちょっと自分のカバンを改造してやってみたんです。こんな風にコードをつけるんです。
なにこれ?(笑)
発熱の問題は考えないとダメなんですが、カバンのポケットに穴をあけて、中で繋げているんです。
おお!
すごい。
だから、1本充電すると、中でUSBに繋がってるiPadとか携帯が全部電源できるんです。
家に帰って、カバンを充電したら、中のアイテムが全部充電できるようにしたいんです。
わははは。これはすごいですね。
なるほど。繋がってるんですね。
家に帰ったら、携帯を出して、iPadやパソコンを出してそれぞれ充電するでしょ。それがすごい楽になるんですよ。朝起きたら全部フル充電みたいな。
これって燃えないですかね?(笑)
わはははは。
ちょっとそれは検証が必要なんですが(笑)。まあ、そういうのが実現できたら便利やなと思ってます。
面白いですね。
あと、中は、カメラバッグみたいな仕切りをつけたいので、内側はベルクロにして欲しいです。そしたらこんな風にいろいろ付けられるのでね。
カバンの改造とか、内側のベルクロは自分で作られたんですか?
はい。
わははは。そうか。トヨダさんと文具王さんは初対面ですもんね。こんなに改造してたらビックリしますよね。文具王の洗礼ですね(笑)。
内側がベルクロだとクッションの役割もするのでいいと思います。基本的な構成はこんな感じなんです。
ただ、リュックがイヤな人のために、リュックの紐は内側に収納できるようにはしておきたいです。横から見たらこんな感じです。
カバンの上には、雨のために、一応フラップを付けようと思っています。
フラップって蓋のこと?
そうです。なので、カバンをポンと置いて、フラップをペラッとすれば、全開という感じにしたいんです。
なるほど。
ガジェット類を入れるケースが欲しい!
もう1つ考えていることがあって、フラップを開けたときに、長い箱がセットされているようにしたいんです。
そして、そこにガジェット類を入れたいんです。
携帯電話とか名刺入れってだいたい同じ大きさなので、こういう横長の箱にキレイに収納できると思うんです。
そうか、図面の上にある四角いスペースですね。
そうです。上に付けたいんです。カードサイズにプラス2cmぐらい余裕があれば、だいたいのモノは収まると思うんです。
コード類もこういう浅いケースに入れてあげれば、すぐにアクセスできますよね。
なるほど。
ダブルファスナーでペロンと開くペンケースがあるんですけど、そういう開け方にしたいです。フタを開けたら、中身は全部上から見えててアクセスがしやすくて、
取り外して机の上に置いたり出来たら便利だと思うんです。大きなペンケースみたいな感じですね。
上からアクセスできるから、カバンに取り付けたままでもアクセスできると思うんですよ。
なるほど。
とにかく、深いところに小さいものを落とすと、探すのも取るのも面倒なので、全部浅くして、アクセスをよくしたいんです。
一回座りましょうか(笑)。
わはははは。
(いったん座る。)
そんなところです。
あとは、細かいことなんですが、ショルダーにしたときに、肩が疲れるので取っ手が欲しいとか。
なるほど。
カバン本体にアクセスしやすいように、ファスナーでスリットを入れて、アクセスしやすくするとか。
カバンが斜めに開くんですか?
そうなんです。スリットを入れて、中を探しやすいくしたいんです。
まあ、そんな感じですね。普段は、パソコンとノートを入れてるイメージですね。
実現可能性のジャッジ!
このカバンの実現可能性ってどうなんですか?
全然大丈夫です。
おおー
すごい!めっちゃ楽しみやな。
もちろん、縫えるように作らないといけないので、多少は作りやデザインは変わるかもしれません。
だけど、意図とされているコンセプトは守って作れるカバンだと思います。
おおー。
できれば、自立して欲しいです。
大丈夫ですよ。
MacBook15インチは重いので、自立させるのは難しくないですか?
全然大丈夫です。全体に固い芯を入れて、底を少し浮かした状態で作れば、重たいパソコンも下に付かないようにできますし。そのへんはなんとでもできますので、重いものを入れても自立させることは可能です。大丈夫です。
おお。
文具王さんが確認したかったことは確認できたんですか?
あとは、カバンの中の部屋を繋げるために、ドックコネクターぐらいの幅をあけて欲しいです。
全体に部屋が繋がっているような感じですね。
そうですね。ケーブルが通るようにして欲しいです。あとは、背負ったときに違和感がなければいいです。
それから、今使ってるこのカバンはよく考えられているんですが、結構重たいんです。できれば出来るだけ軽くしたいと思ってます。
なるほど。
このカバンほどクッションを入れなくても、例えば、さっきおっしゃっていただいたように、地面に直接あたらないように工夫するとかで十分だと思ってます。
ウレタンをたくさん入れて保護すると重くなるので、強度と重さはバランスで検討したいんです。だから、過剰の保護することは考えてないです。
なるほど。
今はフラップをつけようと思っていますが、キレイにしめなくても、雨が降りこまなければだいたいオーケーでいいと思うんです。そういう割り切りはアリだと思ってますので、軽くするためにできることは検討したいです。
はい。
ノートパソコンも15インチが入る時点で大きさは十分なので、余裕のためのマチもいらないです。
15インチが入れば、他のパソコンはだいたい入りますからね。
そう。これより分厚いのは出ないと思うのでね。
今お話したいくつかの機能については、いわゆる OAビジネスバックを探せばあるんですが、横トートで、置いてすぐ使えるとか、ガジェットにアクセスしやすいバッグってないんです。
なるほど。
いっぱいポケットがあって整理できるカバンはあるんです。でも、これは、浅くて広い入れ物があれば、それでいいやんというコンセプトなんです。
スーパーコンシューマーっぽいプロダクトで面白い!
カタチの検討
これって結構固いものをイメージしてますか?
そうですね。そんなカチカチじゃなくてもいいんですが、ちょっと固めの芯が入った箱ですね。
なるほど。
最終的にサラッとした形になればいいなと思ってます。
前面に大きなポケットがあって、上に小さな箱がのってるだけみたいなね。
ポケットいっぱい付いてますってバッグじゃなくてね。
持ち方はショルダーとリュックで背負うときの2パターンですか?手はないですか?
上にハンドルを付けると、フラップが邪魔なので、それは悩みどころなんです。
ハンドルで持てるようにするなら、フラップなしにしたほうがいいかもしれないですね。
フタの検討
このフタはこんな長い必要ありますか?ちょっと邪魔な気がするんです。
フタを閉めた状態でも上のハコにアクセスできたほうがよくないですか。
(文具王さんがスケッチに赤で書き足す。)
たとえば、こんな感じでフタにスリットを入れる方法もありますよね。
フタをしたときに、ハンドルをスリットに通せば、フタとハンドルが共存できますよね。
でも、その方法だと、やっぱり上の箱にアクセスするときは、カバンのフタを開けないとダメなんですよね。
上の箱にアクセスするときは、2アクションじゃなく、1アクションのほうがよくないですか。
確かにね。
この上の箱に入ってるアイテムってアクセス頻度が高いと思うんです。ヘッドフォンとか電話とかでしょ。
そうですね。
だから、カバンを閉じたままでもアクセスできたほうがいいと思うんです。
僕は、メッセンジャーバッグのフタが長いのが開けにくいんです。
フタがないほうがアクセスはしやすいもんね。ベロっとなってなかったらええんよね。
そうそうそう。箱とフタが兼用になってたらアクセスしやすいと思うんですよね。
こんな風にフタとの隙間が開くのはイヤなんです。(メモに描きながら。)
ええと、上の箱は下のカバンにスポッと入って、片面はベルクロで固定するんです。反対側は金具が出てて、穴を通してカチッとまわす。箱がスポッとハマる感じ。
あ、それはいいかもしれないですね。それならハンドル付けれますよね。
カフェとかでちょっと移動するときに、ハンドルがあるとやっぱり便利ですからね。
ハコがフタなんですね。
そうなんです。
使わないときは、底に入ればいいんですよ。
あ、でも、カバンの中は2室になってるから、入らないですよ。
いや、ハコって横から見たら長方形でしょ。だから、90度傾ければ入ると思うんですよ。
長距離移動するときは中に入れることができるとか。
まあ、入れてもいいですね。
でも、そこまで考えなくても、いらない時はいらないでいい気がしますね。
上のフタがなくても、トートなんで、使わない人は使わないでいいんじゃないですかね。
僕の希望で言うと、箱は中に入れられるようにしたい。
ノマドとかで使うときは上につけてて、長い間、使わないときは中に入れてしまう。
うーん。
でも、中に入れようと思ったら、上のハコを一回り小さくしないといけないでしょ。でも、小さくすると、上でキープするのが難しくなって、上のフタとして不安定になりますよね。
そうですね。ピッタリサイズですね。
ピッタリすぎると中に入れるときに、ギュッと入れないといけないので・・・。
マチですよね。マチが広ければ。
いや、マチだけでなく、横幅も問題なんですよ。上にのっている状態を作りたいので、小さくて下に沈んでいくとダメなんですよ。
上に固定するときは、たとえば片面ベルクロで止めて、反対側はホックか何かで止めますよね。
それを外して、90度傾ければ下に入りますよね。
いや、入りますよ。入りますけど、という話です。うまく上で固定されて、中にもスムーズに入るならそれでいいんですが、入れることを重視して、上にあるときに不安定になると意味がないので、中に入れることを重要視したくないというだけです。
なるほど。
中に入るようにはできますよね?
それはできます。
よく分からんねんけど、なんで南さんはそこまで中に入れたがってるの?
だって、普段使わないときに邪魔やから。
でも、これって邪魔?小さいフタでしょ。使わない人は使わないだけちゃうんかな。
取り外して、机に置くことはあると思うけど、カバンの底に入れたほうがいいというシチュエーションはあんまりイメージできへんな。
このハコを中に入れると、その上にモノがのって、取り出しにくくなると思うんです。
うーむ。なるほど。
そうか。必要ないですかね・・・。
もしくは、使わない人はいっそ持たないほうが使いやすい気がしますね。
まあ、そのへんは使ってみて検証せんとあかんけどね。
そうですね。
カタチはスクエアな感じにしたいですね。そうすれば、見た目的にもこのカバンの特徴になると思います。
TUMIっぽい感じですね。
弁当箱みたいなカタチにして、フタをパコッとのせるようにしたら、フタもいらなくなりますよね。
そうですね。
うん。弁当箱みたいなカタチがいいかもしれないな。
あと、ドキュメントはどこに入るんですか?
A4サイズはPCが入るところでしょうね。
手前は本とかその他のものですね。
たしかに、南さんが言うように、フラップを諦めれば、ハンドルを付けられるので、ちょっと移動するときは便利ですね。
取り出しやすいというコンセプトからすると、僕もフタはないほうがいいと思いますね。
確かに。それは悩みどころですね。
まあ、この上のハコをちょっとやってみたかったというのがあるんです。
実際やってみたら邪魔かもしれないですけど、ボクら持ってるアイテムってだいたい同じサイズだから出来るかなって。
箱形の名刺ケースが上に載ってるような感じですね
そうそうそう。名刺ケースですね。
これだけの長さがあったら、結構なモノが入りますし、半分ペンケースに使ったりも出来るでしょ。
簡単に外せてデスクに置いて作業できたら便利やと思います。
ポケットが少ないのがいいですね。
そうそう。ポケットが多いのは嫌なんです。
あのカバンに入れてたのに!って忘れることもありますしね(笑)。
まあ、僕に限っていうと、内側がベルクロになってるともう完璧なんです(笑)。
ベルクロにしてたらガジェットの保護にもなりますしね。僕は壁面にいろんなものを貼ってしまうので。
そうですね(笑)。
最近は、オスのベルクロがついてる袋もいくつか発売されているんです。
そういうのも利用できますし、カメラバッグの仕切りもつけられますしね(笑)。
この小さいなハコの中もベルクロが貼れたほうがいいですね。
部分的にテープを貼ってたらいいと思います。
これは僕が使ってる別のカバンなんですが、カバンの内側がベルクロを貼ってるなので、側面に貼れるんですね。こうすると、薄いカバンにも、相当モノが入るんですよ。
このカバンもまたすごいですねえ(笑)。確かにカバンは下にモノがたまるから、こんな風に使うとたくさん入りそうですね。
USBメモリが底にホコリと一緒にたまってたりするでしょ。もし、ポケットみたいなのがどうしても欲しくなったら、内側にベルクロでポケットをつけたらいいんですよ。でも、ベースはシンプルでいいと思うんです。
サンプルを作ってもらいましょう!
これって、今の情報でサンプルバッグは作れるんですか。
作れます。大丈夫です(笑)。十分材料はあります。
おお。
決めなあかんことがまだまだあると思ってたけど、じゃ、いいじゃないですか!
そしたら、サンプルを作ってもらって、使ってみてって感じですかね。
入れてみたら、出しにくいとかあるでしょうね(笑)。
そうですね。使ってみたら使いにくいとかはあると思いますね。
あと、フタの箱は重くなると思うので、素材をどうするかとか考えないといけないですね。
クタッとなるとダメなので、そういう細かい部分をどうするかをずっと考えたんです。
ただ、使う用途がはっきりしてますので、考えやすいです。大丈夫だと思いますよ。
一回サンプルを作ってみて、実際使ってもらって、ブラッシュしていくという感じでいいんじゃないでしょうか。
素材のイメージ
素材のイメージありますか?
重いので、汚れにくくて丈夫なナイロンになると思うんです。トートにしても、リュックにしても結構な加重がかかりますから。
トヨダさんはオススメの素材ありますか?
丈夫なナイロンでやればやるほど重量がでてくるので、バランスをどう取るかというところですね。重量との兼ね合いを検討して、提案させてもらうカタチになると思います。
たとえば、文具王さんが今使ってるカバンはバンテが細かいですが、バンテをどうするかもポイントですね。
バンテを落とすとちょっと安っぽく見えますよね。
そうですね。そこをどうするかはポイントですね。
僕としては、それなりの重量にちゃんと耐えられるバッグにしてもらえればいいです。
ナイロンのほうが革とか他の素材よりは使いやすいと思うんです。
そうですね。扱いやすいですね。
この後、ちょっと議論して、サンプルを依頼!
じゃ、サンプル制作をお願いしましょう!
大丈夫ですか?
大丈夫です。考えます。
もし無理難題を言っているようでしたら、遠慮なく言ってくださいね。
文具王手帳のときもそうだったんですが、
もし問題がでたら、メールをいただければ、こちらでもアイデアを考えますよ。
「ここ妥協できますか?」とかも遠慮なく言ってください。
分かりました。
では、お願いできますでしょうか。
バッチリやります!
やったー。
じゃ、今日はこんな感じで終わります!
お疲れ様です!