カバンのコンセプトを公開しただけで予約したいという声が届いているモバイラーズバッグ!(笑)。前回の2ヶ月後に、MacBook15インチが入るビジネスバッグのサンプルが届きました。早速、みんなでチェックだ!このガジェットの一覧性はノマドワーカーにオススメだ!
スーパーコンシューマーラジオの中谷です。文具王さんに来てもらってます!
南です。久しぶりですねぇ。
久しぶりですね。文具王です。
カバンのサンプルがやっと完成したんです。サンプルラインが大混雑みたいで、結構時間がかかりましたね。
カバン工場のトヨダさんから「忙しいですー」ってメールが来てたね(笑)。
そうですね。忙しそうですね。ええと、今回はファーストサンプルなので、ここからどれだけブラッシュアップできるか考えていきましょう。
でも、プロジェクトが始まってから、ファーストサンプルが出来るまで早かったですね。
そうですね。1回目にもう図面がありましたからね。文具王のプロジェクトは早いですね(笑)。
ビジネスバッグのサンプルをチェック!
でっかいダンボールが机にあるけど、この中にバッグのサンプルが入ってるんでしょ。もう中身は見たん?
見ました見ました。開けましょうか?
あけよう!みんな気になってるよ。
(南さんがダンボールから取り出す。)
じゃ、じゃじゃーん!
でてきた、でてきた。真四角や!
そうですね。生地もまだ変えれるから、使って頂いてブラッシュアップしていきましょう。とりあえず文具王に見てもらって、解説してもらいましょうか。
解説もなにも今見たんやろ(笑)。
じゃ、見ていきましょうか(笑)。おおーっ、カバンの上に小さい箱がのってますよ。左右のホックで固定してるんですね。
あー、こんなん言うてましたね(笑)。フタがボックスね。はいはいはい。2ヶ月経ってるから忘れてる(笑)。
ダブルファスナーになってて、中にガジェットが収納できるんですね。
こんな感じですか。まだ中の仕切りは入ってないですね。
これは開けやすいです!先がベルクロになってるんですね。
なるほど。それで、この箱がカバンのフタになるんやね。
そうですね。そして、フタを外すと、カバン本体は、自立するトートバック。そして、横長のリュックとして背負える。
最近のビジネスカバンはファスナーを閉めて、90度傾けて、縦型にして背負うのが多いんですが、これは横型のまま背負えるようにしてもらってるんですね。
じゃ、背負っていただきましょうか!
(文具王さんが背負ってみる。)
なんか、ちょっと斜めになってますね・・・。
横型リュックの宿命ですかね・・・。
けっこう開いているな(笑)。
口が開くということか。
背中がすごい開いてるんです。
ま、今はフタの箱も入れてなくて、トートのまま背負ってるので開きますよね。
ああ、そうか。
カバン本体も見ていきましょうか。中は仕切りが入ってるだけのシンプルなトートですね。チャックを下ろせば全開できる。
はいはい。そんなんも言うてた!そんな全開するんですか。
確かに、思ってた以上に全開しますね(笑)。そして、正面にポケットが2カ所あると。
何を入れるんでしたっけ?
片方がiPadで、反対に文具王手帳が入ります。
わははは。ピッタリ!
さすが文具王のためのカバン!
それで、本体は、最大でMacBook15インチが入ると。
余裕で入りますね。
更に書類とかを入れるわけですね。
でも、これは背負ったら、ベロンと開きそうですね(笑)。
確かに(笑)。
じゃ、モノを入れた状態で背負ってみますか。
(もう一度、文具王さんが背負ってみる。)
後ろは結構あいてます?
わははは。
開いてます(笑)。相当開いてます!
電車に乗ったら、「カバン開いてます!」って絶対言われますよ(笑)。これは閉じる方法を考えないとダメですね。
そうですね。ゴミとか入れられそう(笑)。
わははは。
僕は、この横のファスナーが開きそうで怖いです。全開すると全部落ちてしまいますから。
パソコンが入ってますから、落ちたらショックですよ(笑)。
かなりショックですね。
あ、ケーブルを通せるように、下にもファスナーが付いてるんですね。
横にもチャックついてますよ。
ここを開けるとカバンの中が繋がるんですね。これでケーブルを繋ぐことができる!
電気を盗むための(笑)。
わははは。そんなん言うたらあかん!そんなコンセプトと違うから(笑)。
すいません(笑)。
(黙々とチェックする文具王さん)
iPadと文具王手帳を入れると随分カバンがしっかりしますね(笑)。
ただ、この横のチャックは、やっぱり全開になるのは怖いので、中のモノが落ちない程度の開閉にしたほうがよさそうですね。
そうですね。
それと、ガジェットケースの止め方は気になりますね。
ガジェットケースの左右にホックが1個ずつあって、これで止めているんですけど、使う時にホックを外すのがちょっと面倒です。違う止め方を考えたほうがよさそうです。
なるほど。
(ホックを止めたり、外したりしながらチェック)
それにこの左右で固定する方法だと、ガジェットケースをセットしても、リュックで背負うと口が開きますね。だから、リュックで背負ったときに広がる問題はこのガジェットケースの固定方法を変えると解決するような気がします。つまり、左右ではなく、前後で固定するんです。
なるほど。
あと、ガジェットケースの取っ手はこんなに長くなくていいですね。
ガジェットケースを検討する。
ガジェットケースにもアイテムを入れていきましょか。
全体的にふにゃふにゃしてるので、もっと固くしないとダメですね。
そうですね。
(ガジェットを入れてみる。)
こういうケーブルとか、小さいガジェットを入れるわけです。
中に芯を入れて固くすれば、かなり便利だと思いますね。
こういう大きいバッグを固くするのって難しいの?
とれるカメラバッグと同じで、中にポリウレタンを入れればできますよ。
ただ、このバッグは大きいので、どうなのかなというのはありますね・・・。
(文具王さんが考えてる)
強度の上げ方はカバン屋さんと相談ですが、全体的にもっとカチッとさせるのは絶対必要だと思います。
ガジェットケースの大きさはこれぐらい必要ですか?ちょっと大きいと思うんです。
うーん、もっと小さくてもいいですね。ただ、フタにするなら横幅は変わらないですから。
うーん。そうですね。
(文具王さんがカバンを触りながら考える。)
上のフタの片方をファスナーで固定してしまえば、うまい具合にフタになりそうな気はするんですけどね。
パカッと開くフタになるイメージです。
あ、ケロさんのプロジェクトで考えたポッキーの箱のフタですね!
あー、ほんまや。
いけそうな気がしますね。ようするにこういうことですよ。
(文具王さんが図面を書いて説明する。)
なるほど。フタから紐が出るのか。
やっぱり、ガジェットケースとカバン本体を固定するのはファスナーがいい気がしますね。
そうですね。もしくは、ベルクロですね。
うーん。いや、ベルクロだとベリッと開いてしまいそうなので、ファスナーのほうがいいと思いますね。このカバンは重量がありますから。
ガジェットケースに詰め込む
それにしても、このガジェットケースはすごい容量がありますね。
ガジェットを縦に立てたら、もっと入りますから。
満タンで入れたら5キロぐらい入るんちゃいます(笑)。
ほんとに、すごい入りますよ。キレイに入るから、カタチはいいと思うんですけどね。
文庫本も入りそうですね(笑)。出張のときは、ネクタイも入りますね(笑)。
あ、みんなのiPhoneを入れてみましょうか。
iPhoneだったら何枚入るかな。30枚ぐらい入りそうですね(笑)。
普通の人はiPhoneは1つですよ!
おおー、縦に入れると、相当入りますよ!入らないものはないかもしれません(笑)。
わははは。みんなそんなにアイテム持ってないですよ!
収納量ってそんなにいります?
まあ、こんなには要らないかな(笑)。
それにしても、すごい入るなあ。もっとカチッとしてたら、いろんな使い勝手があるような気がするんですよ。
ただ、高さに2cmぐらい余裕あるので、もうちょっと低くしてもいいかもしれないですね。
そうですね。
あと、この箱がめちゃくちゃ重くなると思うんです。
重くなる(笑)。こんなんが上にのって自立するんですかね?
うーん、どうなんだろ。
ただ、コンセプトとしては、平たいモノはこのガジェットケースに入れて、
それ以外はカバンの中に入れてしまえというようにしたいんです。
なるほど。確かに入れてみると、すごい見やすいですね。
でしょう!いいでしょう。
僕は前回の記憶が曖昧なんですが、使用頻度が高いものが上で、使用頻度低いものはカバンの底に入れるって言ってませんでしたっけ?
前回はそう言ってましたね。確かに、電源ケーブルとかを底に入れるのはいいとは思います。
その場合は、カバン本体の中に仕切りが必要ですね。
いや、でも、コンセプトとして、全部このガジェットケースに入れて、一覧性があるっていうのがいいんじゃないですかね。
僕もそう思いました。このガジェットケースはたくさん収納できますしね。
カバン本体とはファスナーで片面を固定すれば、トートの中のアイテムを出す時は、パカッと開ければ、取り出せますよね。ただ、フタが重たいのは確かです。
今はめちゃくちゃ重いですよね。全員のiPhoneが入ってますから(笑)。
この上の箱は片方をファスナーで固定するとして、その反対側は何で固定するんですか?
紐を通せばいいと思いますね。
でも、紐を通しても、止める力はないから、重量で開きますよね。ベルクロか何かを付けないとダメですよね。
そうか。確かに何かで固定する必要はありそうですね。でも、ベルクロだと強度の問題があるから、ランドセルみたいな、パチッと止めるやつを付けたほうがいいかもしれないですね。
(サラサラっと描く)
たとえば、こういうやつね。
なるほど。強度は心配ですけど、すごい使いやすそうですね。満員電車でもパッと取れるんでしょ。
そうなんです。このレイアウト自体はいいと思うんです。
リュックで背負ったときに、開いてしまうのも、ガジェットケースの固定方法をこの図のように変えて、全体的に固く作れば解決すると思うんですね。
うん!いい感じですね。
カバンの中は、これぐらいシンプルなほうが僕は好きですね。
仕切りが1枚あるだけですから。
MacBookを入れてもまだちょっと余裕がありますけど、横幅はもっとキチキチにしなくていいんですか?
そうですね。まだ2cmぐらい小さくできますね。横幅はギリギリまで詰めましょう。
電車で膝の上にのせるときも、ちょっとでも狭いほうが横の人に迷惑にならないですからね。
そうですね。
横幅はキッチリがいいですね。
一覧性があって、なんかとれるカメラバッグのコンセプトみたいになってきましたね(笑)。
ほんまやね(笑)。
キャリケースに装着
あと、キャリーケースにつけるために2つ紐がついてますけど、これってチャックでもいいですよね。
ああ、そういうのありますね。チャックを開けて、中を通すタイプね。でも、引っかかりそうやから、これは紐のほうがいいと思いますね。
しかし、これはキャリケースの上につけたらめっちゃ便利ですよ。
つけてみましょうか。
あ、スーツケースありますか?つけてみましょう。
(スーツケースに装着中)
こういうことですね。いいじゃないですか!
ガジェットを取り出すのも簡単!
いいですね。便利そうですね。
キャリケースを差し込む紐は取っ手にもなってるんですよね。
そうです。そうです。
走るときとかね!
こんな重いカバン持って走ります?(笑)
僕は走りますよ!
この取っ手で支えれば安定しますから。
なんか見えてきた気がする!
ようするに、上に箱がちゃんと固定できればいいんですよ。
フタをするから、iPadも手帳もフタを開けないとアクセスできなくなりますよね。それなら、外にポケットを付ける必要がないから、中にポケットでいいですよね。
そうですね。
(サラサラっと描く)
外側にポケットが1つもないカバン。小物は全部ガジェットケースに入れる。
すごいシンプルですね。
しばらく使ってみる!
明日から出張でしょ。このカバンで行くんですか?
うーん。トートは大丈夫ですけど、リュックで背負うのはちょっと怖いですね。
今日の夜にこれから加工するのは難しい気がするので、ちょっと検討ですね。
分かりました。それでは、文具王さんにしばらく使ってもらってまた集合しましょうか。
使ってみたら、またいろいろ発見あると思うんですよね。
そうですね。
それにしても、南さんが入ると、プロダクトがシンプルになりますね。すごいいいですね。
南さんはシンプルにするのがほんまに得意やわ!
アブラサス(ラテン語で「削り取る」という意味)というブランドを立ち上げてるぐらいですからね(笑)。では、今日は終わりますか。お疲れさまでした!
お疲れさまでした!