ダンボールでカバンを作って半年が経った頃に、バッグのファーストサンプルが届いた。いろんなカバンプロジェクトが同時進行しており、カバン工場は大忙し。だけど、一番の問題は丸投げだったことのようだ・・・。すいません。半年前の記憶を思い返しながら、バッグサンプルについて議論しました。
(前回の打ち合わせから半年が経ちました。)
スーパーコンシューマーラジオです。中谷です!
南です。
いしたにです。よろしくお願いします。
めちゃめちゃ久しぶりですね。半年ぶりの集合ですよ!もう3月。
そうですね。サンプルが完成するまでに時間がかかりましたね。
カバン工場の人たちに考えてもらう部分が結構多かったようです・・・。
丸投げやったと(笑)。
わははは。
ダンボールを見ながら、これはどういうカタチなんだと悩んでたんじゃないですかね。
そういう苦しみが工場にあったんや。
あったんじゃないですか(笑)。
我々もちょっと調子のってたかもしれませんね。
とれるカメラバッグが売れたから、頑張ってちょうだい的なね(笑)。
天狗になるのはまだ早い。頑張っていきましょ!
わははは。
カバンのファーストサンプル完成
で、今日はファーストサンプルができたんよね。
そうなんです。みんなもうどんなカバンだったか忘れてません?
うん。忘れてると思う(笑)。
いやいや、コンセプトはさすがに覚えてますよ。
これですよ!これ。
おお。こんなカバンになりましたか。自立してるね。
いいじゃん。ステキステキ。
ええと、MacBook Air13インチが入って、自立して、取り出しやすいというコンセプトですね。さっそく使ってみましょう。
MacBook Air13インチを入れてみる
(13インチを入れてみる。)
ちょっと大きくないですか?めっちゃ余裕ありますよ。
15インチも想定したからね。
あ、そうかそうか。
確かに13インチは余裕だな。
というか、中の紐が止まらない(笑)。
ほんとだ。それは調整しないとダメですね(笑)。
この紐はいいですね。すごい持ちやすい。
柔道のオビみたいでしょ(笑)。
わははは。どっかで見た事ある(笑)。これから、オレらこの紐ばっかり使うんかな。
モバイラーズバッグの紐と同じなんです。
あ、そうなんですね。パソコンを入れても、ちゃんと自立してますね。
いい感じですね。
あれ?外側にポケットってなかったっけ?
覚えてない(笑)。
ありましたっけ?
あったあった。なんでないんだろう。
(ポケットを探す)
あっ、そうか。このフタのポケットにしたんだ!
こんなん言うてた!
そうだ、これだよ!
思い出しました。外のポケットはなくして、フタが開いた状態のときにポケットをつけたんですよ。
そっか、パスポートが入るとか言うてたなあ。懐かしい〜。
見えるポケットと見えないポケットでしたっけ?(笑)
なんか言ってたねえ。
15インチも入れてみましょうか?
MacBook Pro15インチを入れてみる
(15インチを入れてみる。)
余裕で入るやん。まだ横幅に余裕あるよ。
15を入れても自立する。すごい!
いいじゃん。
噂の15インチの薄いのが出たとしても、大丈夫ですね。
これねえ、パソコンを入れてる仕切りを二重にしたいな。
とれるカメラバッグのときに、A4の書類が入らないって結構言われたでしょ。
結構スカスカ感があるから、ここにA4のクリアファイルが入るようにできると思うんです。
なるほど。
ミラーレスカメラケース
一回カメラケースも入れてみましょうよ。
全部入れてみないと分からないですよ。
そうですね。おっ、なんだこのカメラケースは?
えっ、どうなってるんだ。
その取っ手を引っ張るんですよ。
ここを引っ張るんだ。
あっ、開いた。
それってフタが勝手に開いたりしないんですか?
あっ、開かない。
へえ。差し込んでるだけやのに、開かないんですね。
ていうか、カメラケースってこんなカタチでしたっけ?
違うと思う。
カバン工場の人がいろいろ考えてくれたんでしょうね。
いしたにさんのカバンに入ってるものを全部このカバンに入れてみましょうよ。
(入れてみる)
ザクザク入れる感じで。
ACアダプタを入れるでしょ。カメラケースも入れるでしょ。結構入りますね。
入れれば入れるほど安定する!
これはまたヤバいカバンが生まれたんじゃないですか(笑)。
思ったより収納できるな。
あとはあれだな。カスタマイズ的なことをどこに入れるか。
前回のビニールは攻めすぎたので(笑)。
でも、あのビニールがいいっていう人が結構いますよ。
そうなんです。だから、自分でカスタマイズできる要素は今回もどこかに入れたいんです。
カバンを背負ってみる
背負ってみましょうよ。
あれ?カバンの紐にカメラケースが止まらないよ(笑)。
えっ、なんでなんですか?
ここってベルトが2重になってて、ちょっと分厚いでしょ。だから、止まらない(笑)。
対応しましょう(笑)。じゃ、とりあえず手で押さえてシミュレーションしましょうよ(笑)。
撮影のシミュレーションしてみよう
取り付けると、こういう感じですね。
取るときはこんな感じ?ピンを引っ張って。
(カメラケースを開く。)
おお、早い!
変身っぽかったですか?
シャキンって(笑)。
こうね。
(もう一度開ける)
おおぉー。いいんちゃう。
何これ?変身ベルトっぽい(笑)。
いいじゃないですか。
でも、場所はちょっと上すぎる気がしますね。もうちょっと下のほうがいいと思う。
ただ、これは実際の撮影でちゃんと使わないと分からないな。
そうですね。
カバンのファーストインプレッション
それにしても、机の上で、自立するのっていいですね。
さすがだ。
三角のアイデアよかったですね。真ん中に重心が来るので、倒れない。
あと、とれるカメラバッグのときに言われたハンドルですね。
カバンの上にハンドルがあったほうがいいっていう意見は多分でると思うんです。ちょっと持つ時にね。
そうすると、上に芯を入れて、って話になるんですねえ。
うーん。僕は、ハンドルはないほうがいいですね。まあ、これは使い方によって意見が分かれるところですね。
やっぱ、いらないかなあ。
これは一長一短ですからね。ま、それも使ってみて考えましょう。
ちょっと気になったんですが、背負ったとき紐がねじれてるでしょ。
これは調整しましょう。
うんうん。
たぶん、紐を少し斜めにつけたら大丈夫だと思うんです。
この紐って、とれるカメラバッグみたいに長さの調整できなくていいの?
とれるカメラバッグのときは、後ろに背負ったり、前に持ってきてスタンバイモードに変えたりしたので必要だったけど、今回は、背中に背負うってコンセプトなので、調整はいらないでしょ。
なるほど。
机の上で、自立するカバン
カバンが開いている状態がめっちゃインパクトある。
こんなカバンないんちゃう。
そうですね。なんかこれいいですね。
カフェとかで、カバンを開けたらパパッと取れて、
全部見れますもんね。逆にいうと、丸見えですね(笑)。
ちょっと恥ずかしいかもね(笑)。
あっ、カバンの中のこのベルトっていらないんじゃないですか?
いや、ないと不安だと思いますね。
PCってそれなりのモノなので、止めるものあったほうが安心だと思います。
でも、こんなにデカいのはいらないですよね。
この素材はやたら高いですから(笑)。
それはそうですね。
カバンの横幅はこんなに必要なんですか?15インチを入れた時でもかなり余裕がありましたよ。
ああ、もうちょっと小さくてもいいかもしれない。
それでもA4は余裕で入るし。
あと、チャックが下まで開く必要ってないんじゃなかったでしたっけ?
そうなんです。半分まででも手が届くし、底が浅いから見えるんですよ。
もともとそう言ってたもんね。
このカバンは半分まで開けばいいと思う。
そうするとね、表面の下部分に何か欲しいなあ。
チャックを半分までにしたら、表の下半分は、常に同じ向きになるわけでしょ。
でも、フタを開けたら見えなくなりますよ。
うん。でも、フタを開けてない状態のときに、すぐ取り出したいものを入れておけるでしょ。たとえば、ペンとか。
まあ、ペンが適切なのかは分からないですけど。
今のこのポケットは、通常時とフタを開けたときで、天地が逆になるでしょ。だから、上下が逆になって困るものは入れられないと思うんです。
なるほど。確かにそうですね。
だから、この表面の下部分をうまく使いたいですね。ポケットをつけたらいいのかな。
確かに外にポケットがあったほうが便利な気はしますね。
ノマドバッグ?
うーん、これはノマドバッグですね。
わははは。また言うてる。
いやいや、これはノマドじゃないよ。僕は、今度ノマドを全否定する本を書くつもりなんですよ(笑)。
あ、そうなんですか?
そうなんです。
ノマドってコトバに騙されるな。ちゃんと家の中に自分が落ちついて物事を考える場所を作りましょう、っていう本を書こうとしてるんです。やっぱりホームは必要なんですよ。
なるほど(笑)。確かに、ノマドってコトバは一人歩きしてる感じがしますねえ。
それにしてもこのカバンはいいなあ。何がいいんだろ?
ファーストサンプルにしたら、完成度が高いと思います。
でも、デザインは検討しないとあかんけどね。
いつも課題のデザイン・・・。
まあ、でも、まずは使いやすさやね。今日は終わりましょうか。これ以上は、実際使ってみないと分からんでしょ。
そうですね。じゃ、使ってもらって、また集まりましょうか。
使い倒しますよ!
ファーストインプレッションはいい感じです。これからこのバッグをブラッシュアップしていきましょう。
ではでは、終わりますー。