それでは、Kojizoさんの手帳カバーのカタチをどのように検討したか確認していきましょう。
大将の文房具カバンの図面
説明はじまりますー。
これが事前に届いた図面です。
CADで書かれていて、さすがプロですね!
真ん中部分には穴が等間隔で開いています。
たくさんの穴のことを多孔(たこう)って言うんですね。
これが、ターナーソリューション!
ここにゴムをセットして、メモ帳や携帯をセットするわけです。
3面になってて、右側はベルクロエリアなので自由にアイテムをセットしてもらって、左側は超整理手帳入れ。
超整理手帳はカバーごと入れちゃいます。
こんな感じ。
超整理手帳エリアにはカード入れもついてます。
小物は、クリアポケットに入れて、ゴム(コアラバンド)で止めます。
Kojizoさんは薄く細いアイテムを集めてるんだって。
(ペンタイプのノリや、新聞の切り抜きカッターとか初めて見てので、興奮しちゃいました。詳細は割愛!w)
この手帳カバーって・・・
Kojizoさんのは文房具カバンと(僕が勝手に)名付けたのだが、機能満載。
母艦ですからね。w
なんか、この手帳カバー、文具王手帳みたいですね(笑)。
いやいやいや
Kojizoさんのは3面だし、超整理手帳をそのまま入れる時点で文具王手帳とは全然違うはず。
やっぱり文房具カバンとか手帳入れカバンと呼ぶほうがいいだろう。
(ちょっと自分に言い聞かせてる)
全部置いてみたら、こんなんになっちゃった。
ううむ、こりゃ、半端ないですね・・・。
厚みがすごいぞ。
やっぱりこれは使えるレベルのサンプルを作って、アイテムを全部入れて、実際使ってみないと駄目だな。
それをしないと、これから先は詰めていくのが難しそうだ。
ターナーソリューションのブラッシュアップ
会議前にfacebookでやり取りがあったターナーソリューション。
Kitaniさんからパンチングメタルを利用したアイデアが紹介された。
ターナーソリューションとは、手帳に等間隔で穴を開けて、ユーザー自身がゴムを通せば自由度の高い止め方が実現できるやん、というアイデアだ。
手帳カバー自体に穴を開けると、後ろにゴムの結び目が見えてしまうので、
その部分を取り外しできたほうがいいんじゃないかというのがKitaniさんの考えだ。
準備してきてくれたのは、
パンチングメタルと100円ショップで売ってる滑り止め、そしてゴムバンド。
スマートフォンを金属の上に配置するのは怖いので、
滑り止めを間に入れて、こんな感じでゴムを止めます。
表から見たらこんな感じ。
携帯をバッチリ固定できた!
うまいことやれば、一筆書きみたいゴムをセットできますね。
もちろん、ノートもセットできます!
ノートをセットするとこんな感じですね。
ん?もしかすると、ジョッター部分もこれでいけるのでは?
うん、いけそう!
等間隔の穴の間に、ベルクロをセットしとくアイデアも出ました。
こうすれば更らにアイテムを固定する選択肢が広がりますね。
もう商品化した気持ちになって、名前も名づけました(笑)。
多孔(たこう)なのでタコとか、白と黒にしてパンダとかね(笑)。
それにしても、これは製造側としてもやりやすい。
だって、ユーザー自身でカスタマイズしていくんだから!
ゴムをペンホルダーにすることも出来るし、何でも取り付けられるよ!
この板を別売りにすれば、
中のアイテムが変わっても、この板だけ取り替えればいいですもんね。
パンチングメタルじゃなくていいよね?
コストの達人である南さんからもっともなツッコミもありました。
facebookでもやり取りしてましたが、この板ってメタルである必要はないですね。
強い紙芯や革のほうが傷がつきにくいし、
コストも抑えられるので、素材も検討していかなきゃね。
今日、アイテムを固定できるというのが分かったので、これからは素材含めて検討していきましょ。
ターナー部分をどうやって本体に固定するか?
この板をどう手帳カバーに固定するかも重要なんで、
みんなで意見を出し合いました。
が、ベルクロで落ち着きそう(笑)。
ベルクロが一番薄く実現できるし、柔軟性があるから、こういうとき無敵なんですよねぇ。
必要最低限の穴だけ開いてて、後は自分で穴を開けてもらってもいいですね。
Kojizoさんとmylifelogさんの穴アンプルをPDFで公開したりしてね!
本日はいろんな意見がでて、面白いー。w
ベルクロはデザインになりえるか?
何かとダサいと言われるベルクロだが、かっこ良くベルクロを使えないものだろうか。
そういう意見もでました。
たしかに、ベルクロがデザインにもなればいいな。
いろんな種類があるみたいやし、カラーを変えていい感じのストライブ模様とかにしたら印象が変わるかな。
阪神カラーがええんちゃう、と言って、一人爆笑する南さん。
最近、ボケを外してます・・・。
(今回は会話式じゃないので、ボケなくていいのにね・・・。ドヤ顔するんですよ。困ったものです・・・。)
課題
Kojizoさんの手帳カバーの右側にはベルクロエリアがあるが、
用途がちょっと不明。
このエリアを取って2面にしたほうが使いやすいのではないかという意見がでました。
中のアイテムが外にでない工夫は必要だけど、2面で成立するならそっちのほうが使いやすいでしょうね。
パカッと開けるだけになりますもんね。
あと、収納するアイテムは、実際レイアウトして絞り込んだほうがよさそう。
次回までの宿題
2人にサンプルをバージョンアップしてもらう!
Kojizoさんは本日の図面からサンプルをもう一回作ってきてもらう。
その際、カタチは再検討して、アイテムを全部設置してもらう。
mylifelogさんは、今回のKitaniさんのアイデアをサンプルに取り入れてみる。
ベルクロでやってみたとき、滑るか滑らないか試してみる。
それでいってみましょう!
いやー、ターナーは文具王のベルクロに並ぶソリューションになりそうだ。
南さんが横でしばしば呟いてます。
うーん、穴を開けるアイデアっていいわぁ。
自由度が高いのは超整理手帳のコンセプトともバッチリ!
すごい発明をしたと興奮するメンバーからは、特許申請という言葉も出た。南さんからは、このプロジェクトは公開するの止めようという指令が出た!
ターナーソリューションに酔いしれる一同!
ちょっとやらしいソリューションの穴とゴム!
是非ともカタチにしたい!