それでは、実際手帳カバーを使った感想を聞いていきましょう。
手帳カバーサンプル Ver1 Kojizoフィードバック
Kojizoさんが取り出した手帳カバーはすでに原型がないぐらい使い込まれていた(笑)。
もうバッチリすぎて、手放せないです。
そんな一言から、Kojizoさんのフィードバックは始まった。
肩から掛けられる手帳は、予想通りの機動性で大満足のようです。
ただ、今のサンプルは文具王手帳サイズなので、幅とマチが小さくてギチギチ状態。
もっと大きくして改善しないとね。
メモ帳はゴムバンドで固定して、クリアケースはコアラバンドで固定している。
カード入れはベルクロで直接固定していて、中にSuicaを入れて定期入れとしても使っている。
この手帳カバーを肩からかけていて、改札を通るときに、ドンっとしてる様子を思うと笑けてきます。w
アイテムはいつも多い。w
手帳表面のジョッターはほとんど使わなかったそうなので、削除することになりました。
いらない機能は削除!
母艦はもしかするとmylifelogさんなのかも
mylifelogさんとKojizoさんが最後に自作した最終試作品はほぼ同じサイズで、若干mylifelogさんのほうが大きかったぐらいだ。
だけど、必要な機能はKojizoさんのほうが多い。
とすると、
mylifelogさんの手帳を基本形として、Kojizoさんに必要な機能をオプションとして取り付けることが可能かもしれない。
機能差についてKojizoさんに洗い出してもらうと以下のようになった。
Kojizoさんにとって、mylifelogさんの手帳カバーに足りないのは、
- 紐
- D管(紐をひっかけるところ)
- 手帳を閉めるゴム通し穴とベロ(ミミ?)
順番に検討していこう。
まず、紐は文具王手帳の紐でいけそうだ。
D管は自分でハトメを付けて自作できると言っている。
(一般の人は無理だと僕は思うけど・・・。)
仮にD管は自作可能とすると、問題は、手帳カバーを止める方法。
こういうやつ。
文具王手帳を作るときに、散々議論して生まれた手帳カバーを止めるベロですが、これは自作できないので、なんとかしたいようです。
つまり、
Kojizoさんは、mylifelogさんの手帳が完成したら、そこにD管をつけて、ベロをつけたKojizoバージョンが欲しいようです。
というのは、Kojizoさんの母艦手帳は市場ニーズが小さいので商品化は難しいのではないかという空気が少し前の会議から生まれていたからだ(笑)。
だから、商品化がボツになっても、mylifelogさんのをベースにKojizoバージョンを作って欲しい!
1個だけでも作って欲しい!
かなり切実だ。w
そんなKojizoさんに、南さんが言う。
大丈夫!小ロットで作れますよ!
その横で、苦笑いする革工場社長。
こ、この状況で、「できない」って言えないじゃないですか・・・。
一同爆笑!
こういう風景はよく見ますね(笑)。
営業マンの横で引きつる現場担当者。
しかし、これで1つはっきりした!
コストのこともあるので、どういう風に実現するかは考えていかないといけないけど、
まずはmylifelogさんの手帳カバーということ!
mylifelogさんのをFIXさせなきゃ始まらない!
手帳カバーサンプル Ver1 mylifelogフィードバック
それでは、次はmylifelogさんのフィードバックを聞いてみよう。
職場で使ってたんですが、非常にいいです!
こっちもいい感じだったようだ。w
仕事中は、ノートPCとこの手帳のセットで作業していたそうです。
そしたら、作業中のちょっとした移動がすごくスムーズになったようです。
必要なものはこの手帳にすべて収納しているので、手帳をパタッとたたんでPCと一緒に持ち歩けばいいのだ。
もちろん、問題がないはずがない。
いくつかの課題について、みんなで議論した。
手帳が分厚い
モノを収納して使ってみると、手帳が分厚いことが気になったようです。
これが何もセットしてない状態。
アイテムをセットした状態。
超整理手帳を外側によせているので、センターにデッドスペースができてしまっている。
だから、手帳をたたむと、スカスカ部分があって厚さが均等にならない。
mylifelogさんからの解決案は、スケジュールシート差込口を背表紙側に23mm寄せることだった。
そうすれば、スケジュールシートとカンガルーホルダ等、差込物の厚みが分散されるし、差し込み場所が離れて、カンガルーホルダへアクセスしやすくなる。
そしたら、革工場の社長さんからもっといいアイデアがでた。
革のベルトで十分かもしれないですね。
なるほど!
今は差し込み口が2段になっているが、それを1段だけにして、もう1つはベルトにして、そこに差し込むということか。ベルトを通して奥までさすと、先端はしっかり固定されるな。
そうすれば、革の重なりも1枚減って薄くなる!
いいですねぇ。
いつも、こうしてみんなの知恵でやってるんです(笑)。
それが楽しい。
その後、薄くすることに情熱を注ぐ南さんからも具体的な寸法の指摘があり、バシバシ決まっていきました!
背表紙の内側にペンを収納可能
次はペン収納の話。
iPhone、MOLESKINEをセットすると、多色ボールペン1本ぐらいのスペースしかない。
(iPhone、ロディア or ショットノートならもう少しスペースはある。)
mylifelogさんは、もう1本ペンを収納したかったので、背表紙の内側にペン(LAMY サファリ)を収納してたようです。
手帳の背表紙のスペースにペンのクリップで固定するんですね。
ここだと、手帳を開かなくてもペンが取れるのでいいかも。
カンガルーホルダーのペンホルダーにもつけれそうなので、いろいろ可能そうです。
iPhoneのDockもゴム固定可能
iPhoneをゴムバンドで留めると、通話するときや、取り出したいときにすぐ使えない。
mylifelogさんはJAWBONE ICONのBluetoothヘッドセットでハンズフリーにしてるのだが、外出時には、電話はポケットに入れる人は多いと思う。
そういう人には、
iPhoneのDockを固定するのも面白い。
こんな風に使うと、起こして使えるので見やすいし、iPhoneを固定するよりもスペースが節約できる。
おもしろい!
ペンホルダーの形状
かたつむりペンホルダーの議論もヒートアップした。
筒状のペンホルダーはサイズが難しい。
スカスカでもブカブカでもダメだ。
大きさもベルクロで調整できたらいいんじゃない?というところから話が盛り上がっていった。
みんなで話していると、どんどんシンプルになってきた。
最終的に、1枚の革の両端にベルクロがついてるだけのモノになった。
めっちゃシンプル!
こうすれば、円状にして取り付けなくても、そのままペタっと取りつけて、ペンのクリップ部分をひっかけることもできる。
すっごい!
今後の進め方
mylifelogさんが感じた課題はすべて解決した!
なので、さっそく手帳カバーのサンプルのバージョンアップを依頼した!
僕たちがしないといけないのは、
革を決めること、ゴムバンドを考えるの2つだ!